国籍法改正案
ニュースでは殆どまともに取り上げられず、
猫目も今日まで知りませんでしたが、
ネットでは(一部で?)大きな騒ぎになっている話題です。
少し危機感を持ったので取り上げてみます。
国籍法改正案を閣議決定、今国会での成立めざす
日本人と外国人の間に生まれ日本人の父親が
出生後に認知した子について、
両親が結婚していなくても日本国籍の取得を認める
といった内容の改正だそうですが、
言い換えると、
日本人男性が認めさえすれば
20歳未満の外国人が日本国籍を持てる
ということです。
親子関係の証明とか、そんなモノは要らないみたいですね。
あら、お役所の癖に随分スピーディ。
問題点として何が考えられるでしょうか?
こちらが少しだけ言及しています。
国籍法改正案審議入り 不正認知横行の懸念も
ドイツでは1998年、父親の認知と母親の同意だけで国籍を取得できるようにしたが、
滞在許可期限が切れた外国人女性が、
ドイツ国籍のホームレスにカネを払い、
自分の子供を認知してもらってドイツ国籍を取得させ、
それにより、自分のドイツ滞在も可能にする-などの事例がみられた。
とあります。
これは、名前を変えた移民法です。
その続きの記事。
このため今年3月、父子間に社会的・家族的関係がないのに
認知によって子や母親の入国・滞在が認められているケースに限り、
認知無効を求める権利が、管轄官庁に与えられた。
それから10年後、ようやく対策案ができたそうです。
以前の人権擁護法案の時にも感じましたが、
もう少し慎重に審議をしても良さそうなこの法案、
経済問題やら選挙準備やらのどさくさに紛れる様に、
そんなに急いで成立させる必要があるんでしょうか?
これほど問題点がはっきりと指摘できる法案について、
どうしてメディアはスルーなんでしょうか?
…広く知られると困る人がいるのかな?
認知の条件が「結婚する」っていうのは、
ある種の防波堤です。
可決されれば最悪、日本は(それと気付かないうちに)
ある国の一部になってしまうかもしれません。
「ナントカ自治区」とかって。
ありますよね、国籍持ってない人(黒孩子、でしたっけ)が
多数存在する国が、すぐ近くに。
怖い話です。
--
草の根運動の一環としてエントリを増やしました。
興味をもたれた方は以下が詳しいです。
国籍法改正案まとめWIKI - トップページ
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (0)
最近のコメント