カイジ 人生逆転ゲーム
映画「カイジ 人生逆転ゲーム」を観ました。
評価は5点満点中★★★☆(=3.5)。
まーまー面白かった訳ですが、
見せ場をテンポ良く見せるために、
原作のストーリーを組み替えています。
そのせいで、若干無理があったり、
矛盾を覚える展開も少々。
とはいえ、原作の雰囲気は
辛うじて伝わるでしょうか。
所感少々
・カイジ
随分育ちが良さそう。
何だか清潔感があります。
アングルによって高校生にも見える藤原竜也は
正直、「野良犬」と評されるカイジを演じるには
ちと小奇麗に過ぎます。
・遠藤
都合が良すぎるキャラクター。
仮にも帝愛グループの幹部がカイジに肩入れし過ぎです。
・利根川
小物過ぎです。
言動も軽過ぎ。
もう少し年配の俳優は使えなかったのかな…。
・班長
結構原作そのままでした。
チンチロまで見たかったです。
実写の難しさを感じます。
あの原作の「ひりつくような」心理描写を
実写にすると、こうなってしまうのかな。
それにしても、雨降らすのはやり過ぎです(^-^;
少なくとも、良い娯楽作には
仕上がっているとは思います。
ラストについては賛否両論あるとは思いますが、
「映画版」と銘打つのであれば、まぁこれもありなのかなぁと。
次回作にて、カイジと遠藤が組んで大勝負、なんていう
映画独自の展開も期待できそうなエンディングではありましたね。
※ネタバレっぽそうなところは伏せました。
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